2017年 02月 04日
ソニーとともに ②
ソニーのオーディオは 昭和40年代 私がオーディオを 本格化した時から 知ってはいるが
当時の ソニーのデザインと音は お世辞にも うまい とは言い難い
ソニーと言えば テープとラジオ というのが 当時の言い草だった
初めて ソニーのオーディオを我が家に入れたのが 昭和52年だったかな プリアンプのTA-E88
使ってみて これは いい とつい声を出してしまったほど もちろん個人差はあるが・・・・
この TA-E88の構造は 各ブロックの回路構成や回路を構成する各素子、配列を含むコンストラクションなど、ひとつひとつを徹底的に追求し、個々のブロックの性能を最大限に引き出す事でクオリティの向上を図ったプリアンプ。
TA-E88は、2台のモノラルアンプを組合わせた構成を、可能な限りシンプルにまとめ上げています。このため、入出力端子が上面にセットされており、アッテネーターやスイッチなどの操作部品もプリント基板上にマウントされています。
これにより、各回路は信号経路に沿って一直線に接続されたレイアウトとなっています。
ただし 重量バランスが 後ろ側になるため 19インチのパネルにはなっているが 強度が弱く
このままラックに入れることは お勧めできない 落下こそないとはいうが ぐらぐらと緩んでくる
棚に入れておく方が安心だ

アッテネーターやバランサー用のボリュームには、摺動部に金を蒸着した導体を採用した超低雑音・高精度ボリュームを採用しています。
でも新しいときにはいいが 10年以上たつと 中のグリスが 固くなったり 劣化したり しまいには
ボリューム自体の がたにつながる
また、カップラーを介して不要振動をなくした構造と銀クラッド接点による高信頼性のセレクタースイッチや、無共振コンデンサー、高精度金属被膜抵抗、半導体などに厳選したものを使用してはいるが 10年以上たつと
劣化も当然出てくる 目に見えない部分だが 必要なら修理しておく方が安心だ


うまく使いこなせば 50年間は まず安心して使える ソニーのプリアンプと言える
でもわたしは これに満足できずに 1982年かな EAPRIT ブランドの TA-E900 を手にする

外観は TA-E88と よく似ているが 中身は かなり 練り込まれていて 海外製のプリとともに肩を並べることになる
TA-E88よりも 回路面,構造面の両面から信号の干渉を極力排除し,機械的振動や部品一つ一つの
磁気による影響までも徹底して排除したその設計は,当時としては先進的なものだったと思います。
全体構造は,モノラルプリアンプを2つ組み合わせた形の電源部トランスから別のモノラルコンストラクションにな っていて,素子,部品は信号の流れに沿って配置され,無酸素銅プリント基板直付けで,線材の引き回しをさけ, 信号系路も最短になるようにして無用な干渉を防いでいました。これはTA-E88と同じ
通常のプリアンプと異なり,左寄りに ボリュームが位置することになり,入出力端子が後面パネルではなく,上面に集中して設けられた特異な構造をしていました。これは入出力系のグランド(アースポイント)を集中し,アース電位の差を最低にして相互干渉を排除するためのものでした。
TA-E88よりもノイズはかなり減っています
機械的な振動の悪影響を防ぐために,アルミニウムフレームをベースにした堅牢なシャーシ構造を採用し,アン プ回路を各増幅段ごとにユニット化して,全体を熱伝導製に優れた樹脂で固めたモジュール方式を採用していて ちょうど,マークレビンソンのプリアンプを思わせる構造でした。 音質は別物ですが・・・

ただし欠点がある 価格だ 当時としては 高すぎると 批判が出たほどだ 私も思う
価格さえ もうすこし抑えることができたのなら もういうことはないだろう

